made in Paris 1967年製 フランス軍 オーバーパンツ

超希少品種のフランス軍のグルカタイプのパンツ。グルカといえばイギリス軍かオーストラリア軍くらいしか見ませんが、こちらは60年代にフランスで作られました。 50年以上前にパリで作られたというだけでも興奮しますね。 フランス軍のトラウザーだとマルタン・マルジェラのショーで有名なM47やM64、M52 チノも持っていますが、希少性という意味ではそれらを遥かに凌ぐ品です。 非常に滑らかな質感、上品なオリーブカラーはさすがパリで作られただけあります。 最大の特徴はTUKIのtype3のように両サイドのボタンで着脱するギミックとベルトループがありながら両サイドのアジャスターで細かくウエストを調節できるディテール。ワンタックですが、ウエストを絞る事で更に立体的になります。 M47と違い裾のアジャストタブが排除されていたり、生地が履きやすく薄手になっていたり、シルエットが少しテーパードしたりと、ファッション性が高く、今のムードにピッタリの空気感があります。 また裾にはドローコードがあり絞って穿くことで色々な靴に対応可能。 股上が深くて履きやすく、お尻周り（特に後ろ側）にボリュームのあるシルエットはTUKIのコンバットパンツやニードルスのHDパンツに似ています。 現地フランスでもM47、M64は高騰しており、フランス物は今後さらに手に入りにくくなるでしょう。更にグッドコンディションとなると尚更です。 ウエスト82.5㎝（アジャスターで調節可能） 股上36㎝ 股下66㎝ 太もも幅32㎝ すそ幅23㎝ ユーロミリタリーはイギリス軍やフランス軍をはじめ、ドイツ軍、イタリア軍、オランダ軍、ベルギー軍、スウェーデン軍、ロシア軍、チェコ軍、スイス軍などが流通していますが、デザインや縫製、生地の質、現代のファッションとしても通用する完成度という意味では、やはりイギリス軍とフランス軍でしょう。 NEATやヘリル、コモリ、LENO、ナイジェルケーボン等などもユーロミリタリーをデザインソースとしており、アメリカ物にはない品の良さが魅力。 ミリタリーライクなエンジニアードガーメンツやアナトミカ、ササフラスやキャプテンサンシャインはもちろん、オーラリー、グラフペーパーやブラームス、スタジオニコルソン、アンフィルなどクリーンな雰囲気がお好きな方にもおすすめです。