オランダ19世紀、マーストリヒトで作られた、トランスファーウェアの大皿です。飾ったり、果物を盛るお皿にしたり、お寿司を盛っても案外いけます。 日本で印判磁器と呼ばれるものに似ていますが、こちらは陶器の地肌と、純白の肌と濃いコバルトブルーが特徴です。 この柄はトンキンという柄で、シノワズリ趣味の柄ですが、かなりぼやけて、ヨーロッパでフローブルーと言われる状態になっています。一種の不良品ですが、これはこれで幻想的で良いと思われているようです。 自宅で同柄を保管しており、それをみますと、きちんと転写された同柄では、中央に廟と橋と梅の木、帆船が描かれているようです。(参考9枚目) 出品にあたって調べたところ、愛知県立陶磁博物館の「阿蘭陀焼 憧れのプリントウェア」展でも、同じ皿が展示されていたようです。 裏印はG.L、と読め、イギリスから技術導入されたオランダ マーストリヒトの窯元、ギヨーム・ランベール(Guillaume Lambert)製と思われます。 直径約28cm、高さ5cm 詳細は写真ご確認ください。高台にカケ、数カ所のヒビ、表面に製造時の目跡がありますが、この時代のものとしては良好かと思います。 発送はゆうゆうメルカリ便で行います。 陶磁器 陶器 洋食器 シノワズリ チャイナ ロイヤルコペンハーゲン リチャードジノリ ヘレンド アンティーク ブロカント イギリス スタッフォードシャー デルフト 古伊万里 染付 青花 阿蘭陀焼