地上に疫病が流行った時に、姿を写し取って人々に見せよと言って現れる、アマビエという妖怪をモチーフにしています。日本中のクリエイターが同じテーマをそれぞれに解釈し、それぞれの分野の技術で表現するなんて、大変面白いと私は思います。ふたを開けると中皿の上に金色の家が載っています。「ステイホーム」の家です。自粛生活頑張りましょう。サイズは高さ約11㎝、幅9㎝、奥行き90㎝です。1㎜の銅板を鍛造した手作りの一点ものです。表面処理はしていませんので、その土地の空気に合わせて銅板が酸化して着色されていきます。銅板の酸化した色合いは身近なものだと10円玉の色がわかりやすいかと思います。初期はサーモンピンク色ですが、次第に見慣れた銅褐色に落ち着きます。温泉地などで空気中に硫黄が多く含まれる場合は黒くなりますし、野外で夏に高温に当たると初期は急速に酸化して虹色になったりもします。場合によってはお寺の銅葺きの屋根のように緑青が出ることもあります(緑青に毒はありません)。手で触れると手の脂で変色していきますが、均一に触っていれば均一に変色します(イメージは10円玉です)。土地の空気と人との接触で、自分だけの色になっていく様子も楽しんでいただけたらと思います。通常の香炉としての使用方法であれば問題ありませんが、酸や薬品につけたり、強い力で引っぱったり、ぶつけたりしますと破損の原因になりますのでおやめ下さい。お客様都合での返品交換は基本的に受け付けていません。細かい傷や歪みなど、ハンドメイドならではの味わいを感じることもあるかもしれません。デバイスや光源によっては色や雰囲気が異なって見えることもございます。購入後では応えられないご要望もございますので、ご不明点がございましたら、購入前にご質問をお願いいたします。